二代目大仏についての資料
二代目大仏について書かれたものの中で、これまで最も古いとされてきたのは、おそらく『大仏殿由来記』[0515-24]でしょう。しかし私たちは、天保13年(1842)筆の史料2点を新たに見出すに至りました。
それらを含め、天保12年(1841)の建立から明治33年(1900)の焼亡までに作成された資料をを以下に掲げたいと思います。
つまり二代目大仏を直に目にすることができる時代に巡り合わせた記録者による史料6点と、昭和7年(1932)末から昭和8年(1933)5月までに作成されたと推定される資料1点です。
7点の資料
○ 天保13年(1842)の記述『応響雑記』
○ 天保13年(1842)の記述『五ヶ山大牧入湯道之記』
○ 明治3年(1870)『高岡御旅屋桜馬場并字枇杷杉等御林所開拓地元分間絵図』
○ 明治12年(1879)『大仏殿由来記』
○ 明治30年(1897)『高岡開闢由来記』
○ 明治33年(1900)『高岡繁盛双六』
○ 昭和7年(1932)12月〜昭和8年5月に作成された総括的な資料[0515_060802-879〜]