御車山祭の記録映像

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列車を待つ

アーケード上での撮影状況撮影に至る経緯
おそらく次の御車山祭の時には撤去されているだろうという情報を得て撮影に臨んだ平成19年(2007)5月1日の御車山祭は中止され、アーケード上からの最後の撮影チャンスを逃したはずでした。しかし幸い今年(平成20年)もそのチャンスがめぐってきました。

あらためて坂下町商店街振興組合様から特別の許可をいただき、ヘルメットを被り、傷んだ足場を簡易補強してビデオ及びスチールの撮影を行ないました。撮影日:平成20年(2008)5月1日。左の画像は、10:00過ぎに撮影の準備が完了した状況です。

chizu001.jpg撮影場所
矢印の位置にあたるアーケードの先端、交差点「坂下町」を見下ろせる場所にカメラをセットしました。
簡単に編集したLinkIcon8分ほどのビデオを公開しています

ビデオ収録内容
左の地図上に「集合11:00」「出発11:20」とあるのは、『平成二十年 高岡御車山祭』の「奉曳順路及び時間」に示された「曳揃 11:00」「曳出坂下町 11:20」のことです。撮影はそれより前、高所作業車に乗った作業員が信号機をアーケード側に寄せるシーンから始められました。
(なお地図は「平成20年 高岡御車山祭に伴う奉曳順路・交通規制図 5月1日(木)」の一部を使用)

源太夫獅子(坂下町)
高岡御車祭のパンフレットに、「露払いとして、源太夫獅子(げんだいじし)が御車山を先導します」とありました。これは『平成二十年 高岡御車山祭』の「御車山十ケ町・決議事項」に「第19、古例による露払い行事を坂下町が先導して御車山に同行するものとする」の内容に一致します。

坂下町の源太夫獅子に守山町御車山が続く坂下町の源太夫獅子に守山町御車山が続く(撮影 橋本貢三子)先頭は通町それとも守山町?
撮影をしていて不思議に思ったのは、同パンフレットの通町御車山についての解説に「毎年慣例により御車山巡行の先頭に立ちます」とあるのに、坂下町での曳上りの先頭が守山町の御車山だったことです。
このことについても『平成二十年 高岡御車山祭』の「御車山十ケ町・決議事項」に説明がありました。「第四、坂下町の集合は十一時までとする。(中略)金子医院前に至る東側に寄り先着順に列ぶこと」とあり、ここでは早い者順だったことが分かります。

画像で見る「高岡大仏を臨む坂下町の変遷」はこちらです。

工事中の坂下町通り(2008年2月撮影)工事中の坂下町通り